
価値観の多くは、本当に自分で選び取ったものなのだろうか。
変化のスピードが速く、正しさが簡単に分断されてしまう時代に、私たちは「自分の視点」で世界を見ているつもりで、見せられた風景をなぞっているだけかもしれない。
岡山大学を舞台に教育の現場に立つ那須学長と、価値観、学び、地域、そして「和」について言葉を交わした。

経営、文化、芸術、地域──。
多層の視座がひとつの場所で交わるとき、
きっと日本の未来はこれまでと違う輪郭で立ち現れてくる。
ここは人々が積み重ねてきた歴史や価値観を丁寧に紐解きながら、
次の景色をともに描く“創造的セッション”の場。
変わりゆく時代の交差点で、美しい日本であり続けるために。
「輪」で「和」を考えるきっかけとなるような“第0回”をお届けします。


国立大学法人 岡山大学 学長
価値観の多くは、本当に自分で選び取ったものなのだろうか。
変化のスピードが速く、正しさが簡単に分断されてしまう時代に、私たちは「自分の視点」で世界を見ているつもりで、見せられた風景をなぞっているだけかもしれない。
岡山大学を舞台に教育の現場に立つ那須学長と、価値観、学び、地域、そして「和」について言葉を交わした。
株式会社フジワラテクノアート 代表取締役社長
受け継ぐとは、何を受け継ぐことなのだろう。
技術や仕組みの奥に、確かに残っていくものがあるとしたら、それは「人」のどんな感覚なのか。
フジワラテクノアート社長・藤原恵子氏が語るのは、突然「継ぐ側」になった人生の転機と、そこから変わらず抱き続けてきた“人”への眼差しだった。対話の中から、未来へ手渡したい価値が静かに立ち上がっていく。
岡山商工会議所 会頭
SDGs、持続可能性、ウェルビーイング。それらは果たして「新しい概念」なのだろうか。私たちはそれらを、どこまで自分の言葉として捉えているのだろうか。
音楽文化・AI・歴史から問い直す、100年後に残るものとは。
人間らしさや歴史に焦点を当てた対話の中から、新しい景色がゆっくりと立ち上がっていく。
宇野港土地株式会社 代表取締役社長
価値は、そこにあるだけでは見えない。外からの視点を通したとき、はじめてその輪郭が立ち上がる。瀬戸内海という特別な海。玉野という、静かにひらかれた土地。
「日本のファンを増やしたい」
その言葉の奥にある視点と熱意は、地域と世界の関係を、もう一度問い直していく。
就実大学 名誉教授
価値とは、つくるものなのか。それとも、人の中に生まれるものなのか。
岡山という土地には、すでに多くの豊かさが存在している。その価値は、どのように認識され、文化へとつながっていくのか。
ブランド、土地、歴史、そして人。それらを行き来する対話の中から、見えなかった輪郭が、少しずつ立ち上がっていく。
株式会社ナカシマブレインズ 代表取締役社長
人が場所をつくるのか。それとも、場所が人をつくるのか。
吉備高原という土地には、ゆるやかな時間と、余白がある。その中で、人が出会い、関係が生まれ、場が育っていく。
建築でも制度でもなく、“人が集まる理由”が、ただそこにあった。
株式会社ニッカリ 代表取締役社長
価値は、足すことで生まれるのか。それとも、削ぎ落とすことで見えてくるのか。
農業の現場から生まれた技術は、人の暮らしを支えながら、時間のあり方を変えてきた。
手放していくことで現れるもの。その先に、どんな創造が生まれるのか。







